高知であちこち行ってきた

高知の観光施設やイベントを体験してきた記録

2006年5月14日 (日)

ロウ人形館の最高峰 龍馬歴史館

Ryoma

あまったれだった13才の坂本龍馬を、実の姉「乙女」が、鏡川に連れて行き、龍馬を竿の先にくくり付けた状態で泳がせ、溺れそうになれば引き上げるなど、きびしく指導したという場面を再現してあるロウ人形です。

高知県が世界に誇るロウ人形館・龍馬歴史館屈指の名場面でしょう。

この龍馬歴史館へは、のいち動物公園に行くついでに寄りました。わが家にはマイカーがないので、MY遊バスわくわく号という周遊観光バスを利用したのですが、そのコースに入っていたからということで全く期待せずに入館して度肝を抜かれた観光施設です。

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2006年6月10日 (土)

土佐二十四万石博のいいところを探す

24mangokuhaku 曇り空で何とか踏みとどまってくれそうな天気だったので、土佐二十四万石博へ。

基本的には露天が並んでいるだけ。ゆずアイスなどの高知名物も一応ありましたが、たこ焼き、お好み焼きなど、高知とは関係ないものがほとんど。

Taigadrama 一番の見所とされる大河ドラマ館も、大人\500という値段に見合うかといわれると…。

山内一豊出世物語の名場面「小山評定」の講談を大型ビジョンで見るという出し物は、それなりに楽しめました。ただ、最前列のイスに座ってしまうと、大型ビジョンが近すぎて何がなんだかわからなくなるのでご注意。

う~ん…ひとつくらいはおすすめできる何かを見つけないと、高知県民としてあまりにも哀しすぎます。

夫婦でとぼとぼと会場を歩いていると、意外なものがなかなかいい感じでした。

24stage 会場内の特設ステージで行われていた、関西学院大学の学生によるコンサートです。

演奏はそれなりにお上手。すばらしかったのが、ステージの環境。緑に囲まれた小さなステージ、木のベンチ、目の前でパフォーマンス。とっても気持ちよかったです。

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2006年6月17日 (土)

写真撮りまくり!アンパンマンミュージアム

Anpanmuse 17日にアンパンマンミュージアムが総入館者数200万人を突破したそうです。

去年の今頃、夫婦で行ったときの写真を見ると思い出しますが、アンパンマンミュージアムがある高知県香美市香北町美良布は、本当に山奥です。何かのついでに行けるところではありません。

それだけに、価値のある200万人です。

Anpanishidatamiアンパンマンミュージアムはあらゆるものがアンパンマンで、撮影スポット盛りだくさんの夢の国です。

普通のキャラクター像だけでも大小あわせて40体くらいはあるので、パパがカメラマンに徹して、子どもと像の写真を撮りまくることをおすすめします。

キャラクター像のほとんどが屋外にあるので、晴れていると最高です。大好きなアンパンマンキャラといっしょでうれしい上に、山奥で空気がおいしいので、それはそれはステキな笑顔の写真がいろんなバリエーションで撮れることと思います。

私は、妻をモデルに130枚撮りました。

ただ、ベンチなどに埋め込んであったキャラクターのレリーフが根こそぎはぎ取られていたのは、どうにもせつなかったです。

「記念♪記念♪」とか言いながらドライバーではぎ取っているバカ親の姿を想像すると…。

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あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8)
あんぱんまん (キンダーおはなしえほん傑作選 8) やなせ たかし

おすすめ平均
stars子供にも受け入れられました。
stars自己犠牲の尊さを教える「ヒーロー」のおはなし
stars子どもはコワいかも。
starsあんぱんまんの含み。
starsあんんぱんまんの含み

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2006年8月 4日 (金)

潮江皮膚科診療所が大人気の理由

でき物ができてしまったので潮江皮膚科へ、高知市百石町にある診療所です。高知ではずいぶん人気の皮膚科らしいので「なんぼのもんじゃい」という感じで。

既に診てもらったことのある妻から聞いてはいましたが、めちゃめちゃ混んでいました。待合室がぎゅうぎゅうで、廊下で立って待っている人もちらほら。1時間半待ちが基本のようです。仕事をしている人はとても通院できないでしょう。

水虫の人がいっぱいの皮膚科なのに、スリッパの管理がいいかげんなのはちょっとびっくり。スリッパの殺菌装置が置いてあるものの、使用済みも未使用もごちゃごちゃ。そして、忙しすぎるせいもあるでしょうが、受付の人は愛想がいいとはとてもいえません。

待ちに待った末に副院長の女性の先生に診てもらいました。60歳はとうに過ぎていると思われる先生は、高そうな腕時計をしていて身なりもずいぶん気を使っている感じ。でき物を診断してもらった結果は、大したこと無いとのこと。

いたって普通の診察でした。それでは、大人気の理由は何でしょうか?

事前に聞いていた評判では「女性の先生なので、肌トラブルなどについて親身になってくれる。」とのことだったのですが、妻がニキビについて相談しても「大したこと無い」と素っ気なかったとのこと。

なかなか人気の理由を見つけられない中で思い至ったのは、薬を出す量を最低限に抑えようという真摯な努力は安心できるという点です。

やたらと皮膚科にかかっている妻の分析によると、何の説明もなしにステロイド系の薬を処方したりする病院が多い中、潮江皮膚科は明らかに薬を処方する量が少ないとのこと。それは私も実感しました。

強い薬をどんどん使った方が、とりあえず症状は治まるのでお医者さんは楽なのかもしれません。しかし、長い目で見ると、強い薬でとりあえず症状を押さえ込むのがベストの治療法ではない場合も多いでしょう。そのベストの治療法を探ってくれているのかもしれないという誠実さは感じられる病院です。

放っておいてもはやっているし、先生夫婦は今さら金儲けでもないお年なので、商売っ気を感じさせないのも、安心できる要素かもしれません。

長い待ち時間が最大のネックの潮江皮膚科ですが、待ち時間を有効に使う裏技もあるようです。慣れている患者さんは、受付で名前を書いて声をかけてから外出、1時間半くらい時間を潰して帰ってきて「帰ってきました」と声をかけていました。もし自分の順番を過ぎていても、優先的に診てもらえるようです。

時間はあるからじっくり腰をすえて病気に向かい合いたいという方はこうち医療ネットで潮江皮膚科診療所を検索して行ってみるのもいいかもしれません。

アキバ家としては、待ち時間の長さや受付の感じの悪さがあり得ないのでもう行かないと思います。

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2006年8月 7日 (月)

高知県初!レンタルBOXの店 お宝市場

コインロッカーを透明にしたような箱がずらりと並んでいるレンタルBOXの店が高知にもあります。箱を借りて、その中に自分のいらなくなったコレクションを並べて販売を委託する形式のお店。秋葉原で4年ほど前から盛んに行われるようになった業態です。

高知県初だというレンタルBOXの店「お宝市場」は、アニメイト高知から歩いて3分という好立地!2003年末の開店から生き残っているだけあって、店内はそれなりに賑わっています。

BOXを借りた個人が並べているのは主に食玩系のフィギュア。コミックスを並べている人もいます。気合いを入れて組み立て塗装したプラモデルやガレージキットを並べている人もいます。県内モデラーの作品発表と販売の場としても機能しているようです。

お店自身も新品商品を普通に仕入れて並べています。食玩系のフィギュアを開封して中身を明記した状態でちょっとだけ割高にして売っていたり、オタク系のフィギュアを売っていたりと、高知では貴重なお店です。

Otakaraゲームセンター横の狭い階段を上った2階にあるので、最初はなかなか入りにくいかもしれません。しかし、お店自体はけっこう広くて明るいし、店員さんに声をかけられることもないので、ちょっとだけ勇気を出して階段を上ってみてください。

特にリーメント系のフィギュアが充実しているので、女性も楽しめるお店です。子どもの頃にリカちゃん人形やシルバニアファミリー、おままごと遊びに夢中になった方は覗いてみるべきでしょう。

アキバ家の最近のお買い物は、

YUJIN おいでよどうぶつの森わたしのおうちコレクション コンプリートセット
Butsumoriippai

海洋堂 REVOLTECH リボルテックシリーズ No.004 エヴァ初号機
Eva1

ホームページブログの更新もこまめで、正しい営業努力が頼もしい限り。人口が減り続ける高知での商売、厳しいとは思いますが、何とか末永く続いて欲しいお店です。それぞれのフィギュアのレビューは改めて。

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リボルテックヤマグチ No.04 EVA初号機
リボルテックヤマグチ No.04 EVA初号機
おすすめ平均
stars満足です
stars初リボルテック
stars待ってた甲斐がありました。
stars付属品
stars激しい品質のバラツキ

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2006年8月12日 (土)

追手筋桟敷席でよさこい見物

よさこい祭りを追手筋の桟敷席で初めて見物。街のそこら中で踊っていて無料で見られるのですが、高知に住んでいる間に1回くらいは本格的に見物しておこうと大人\1,300で自由席の当日券を買ったのでした。

10・11日の本祭での踊りによる審査の結果受賞したチームと、高知県外からはるばるやってきたチームが踊るのが12日の全国大会です。金賞受賞チームとよさこい大賞受賞チームに狙いをさだめて12日(土)夜の部を追手筋南側の桟敷席で見物したのでした。

受賞チームはたしかに楽しませてくれます。持参のデジカメで動画撮影してYouTubeにアップロード。よさこいを世界に発信です!

今年は十人十彩(じゅうにんといろ)というチームが最高の栄誉よさこい大賞を受賞。

去年大賞受賞のほにや。今年は金賞を受賞。

それぞれのチームがなかなか激しい踊りを披露していますが、よくよく見てみると40代と思われるおばちゃんもたくさん混じっているのにびっくり。

2年間高知に住んで分かったのは、よさこいは全国でも珍しい女性中心の祭りだということです。53年前に商店街の活性化のためにつくられた祭りなので、守らなければいけない伝統も何もあったものではありません。なので、その時代の流行の髪型とメークをばりばりに施して、好き勝手にデザインした衣装を着て、女性が一番輝ける日なのです。よさこいは高知市内の美容室の最大のかき入れ時で、1日踊っても崩れないよさこいメイクのレベルの高さを競っています。

メイクで変身した自分の姿&見られる快感を子どもの頃に経験した高知の女の子は、よさこい祭りで踊る楽しさをいつまでも忘れられないというわけです。踊り子達は2万5千円前後の参加料を払った上に会社を休んで踊っているわけで、その楽しさはそうとうなものなんでしょう。

来年に向けて、よさこい見物で気付いたコツをメモ

  • 2、3人で見物するなら、桟敷席は自由席がおすすめ。座席番号が分かりにくい上に移動しづらいので、指定席を探して右往左往するよりも、空いている席を見つけてさっさと座れる方が気楽。
  • もちろん夜の部。昼の部はさすがに暑いです。昼行く場合は陽射し対策が必須。4時前後に凄まじい夕立におそわれることが多いので、カッパをカバンに入れておくのが無難です。
  • 桟敷席のチケットは、事前にぴあなどで買っておいた方が無難。毎年6月末頃から売り出されます。アキバ家の場合は、全国大会夜の部の自由席チケットを当日の昼3時頃になんとか買えました。当日買う場合は、ひろめ市場にあるさんのすけプラザまで。
  • 階段状になっているベンチ席の最上段がおすすめ。背中の空間から涼しい風が吹いてきます。よさこいの大きな魅力が隊列の美しさなので、ビデオや写真を撮影するならなおさら高いところがおすすめ。
  • 昼の部・夜の部それぞれ3時間ですが、2時間も見ていると飽きてきます。小さな子どもは1時間半が限界でしょう。「飽きたら帰ろう」くらいの気持ちで見に行くのがおすすめ。
  • 近隣のコンビニまで含めてトイレが非常に混むので、見物前は水分の摂取を控えるなどの対策を。

高知市民のうち、3割がよさこい大好き、3割がアンチよさこい、4割がどちらでもいいや派だと言われています。今回非常に楽しませてもらったので、とりあえずアキバ家はよさこい大好き派ということで。

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2006年9月 7日 (木)

ネットカフェ NEWNEW 高知はりまや店

Newnewはりまや橋のCoCo壱番屋2階に新しい漫画喫茶ができていたので行ってきました。インターネットカフェ CAFE J NET NEW NEW 高知はりまや店です。

NEWNEWといえば、大橋通りローソンの4階にある高知店に夫婦で行って失望した思い出があります。置いてある漫画が古い、汚い、数が少ない、セレクションが微妙ということで、二度と行かないと夫婦で語り合ったのでした。

新しくできた高知はりまや店は大丈夫なはず…ダメだこりゃ。オープンしたばかりのはずなのに、既に漫画が汚いです。古書店などから仕入れているのでしょうか?種類も少ないです。漫画への愛が感じられません。

ただし、ブースはきれいで、パソコンもきれいです。ダーツゲームなども設置してあります。そういえば、店名はインターネットカフェNEWNEWでした。漫画はあくまでおまけなんですね。ネットゲームなどを楽しむのにはいいのかもしれません。アキバ家はDSのwifi対戦くらいしかネットゲームをやらないので、よくわかりませんが。

あくまで漫画を読みに行くアキバ家としては、NEWNEW系列のカフェには二度と行かないでしょう。漫画を読みに行くのなら、D-POCKET系列のカフェに限ります。いちいち身分証を出して会員登録をする必要もありませんし、何より漫画に対する愛にあふれています。ホームページで蔵書検索ができる漫画喫茶なんて初めてです。

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2006年10月15日 (日)

高知スーパー閉店セール そしてミスドも

Kochisuper1今日をもって全店舗が閉店するという高知スーパーの宝永店に行ってきました。閉店セールとは名ばかりの、それはもうせつない終わり方でした。

高知の街がどんどん死んでゆきます…。

昭和33年に設立されて、高知県主要スーパーのひとつとしての地位を築いた高知スーパーでしたが、この20年くらいは徐々に経営が悪くなるばかりで、途中でダイエー傘下におさまったりしたものの、結局どうにもなりませんでした。今年の8月16日に自主解散し、営業していた7店舗すべてを10月15日までに閉店することになっていたのでした。

Kochisuper2
15時頃に宝永店に行ったところ、いちおう閉店セールのビラが貼ってありました。最終日の今日は18時までの営業とのことです。

お店の中に入ってみてびっくり。日本中にあふれている、「なぜか毎日が閉店セール」の店にこの光景を見せてあげたいです。

これが本当の閉店売り尽くしセールの最終日なのです…。

 

 

Kochisuper3

 

営業時間は残り3時間、文字通りの「売り尽くしセール」は初めて見ました。

あっ!アイスが全品半額だ!と思ってアイスコーナーに行ってみたのですが…。

Kochisuper4

当然のようにお客さんの姿もほとんど無く、早くも廃墟の雰囲気が漂い始めていて、無性に哀しくなりました。

 

そして、来週には、高知の街中に唯一残っていたミスタードーナツ高知本町ショップが閉店します。

Misterkanban
(ダスキングループでは「従業員」=「働きさん」らしい)

高知市のど真ん中、電車通り沿いの一等地にあるビルですよ!

その昔は映画館として賑わっていたらしいのですが、とっくに映画館も撤退していて、とうとうビル全体が廃墟となってしまうのです…。

Mistertenpo

高知の街はどうなってしまうのでしょうか…。

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2006年10月22日 (日)

帯屋町のハロウィンイベント

10月28日(土)、29日(日)は、高知市中心部の中央公園とひろめ市場を主な会場としたハロウィンイベント「Hello!Hello!ハロウィン2006」が開催されます。

去年は夫婦で行ってきました。特に、ひろめ市場で開かれていたジャック・オ・ランタン製作教室が楽しかったです。

Jack

写真向かって左が私、右が妻の作品です。妻は教えられた通りにつくったのですが、私は勝手に牙をつけたのでした。ミニカボチャでつくるので、こまかい作業となりますが、そこはオタクの技を見せつけておきました(笑)。

ちゃんと中にキャンドルを入れて提灯にしてあります。キャンドルに火を灯すと、かぼちゃの焼けるいい匂いがするというおまけつき!

2日もするとしわくちゃになってしまいましたが、とってもいい思い出になりました。

今年もジャック・オ・ランタン製作教室があるかは分かりませんが、仮装行列などのイベントが盛りだくさんなので、家族で出かけると楽しいと思いますよ。

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2007年8月14日 (火)

よさこい北斗の拳は来年に期待

高知では、8月10~12日に第54回よさこい祭りが開催されていました。

今年は、オタクとして見逃せないチームが初出場していました。

その名も、

「よさこい北斗の拳」!

高知新聞によると、熱心なファンが2年がかりで権利関係をクリアーして、絵と音楽の使用を公式に認めてもらったチームとのこと。

ファンならではのこだわりにあふれたよさこいチームに違いないと期待をふくらませ、帯屋町筋まで行って撮影してきました。

( ^ω^)・・・微妙。

よさこいチームの運用っていろんなノウハウのかたまりだから、初出場ではこんなもんですかね。

振り付けがパッとしないのが致命的だったように思います。

あと、せめてケンシロウになりきっている人くらいはいて欲しかったのに、コスプレしていたのがリンちゃんだけでがっかり。

来年に期待です。

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2007年10月23日 (火)

サンシャインベルティスに行ってきた

日経TRENDY11月号を読んでいると、
高知のスーパー「サンシャインベルティス」がスゴイ!
ということで記事になっていました。

高知県中部のお客さんを根こそぎかっさらう
イオン高知ショッピングセンターの目の前にあるのが、
サンシャインベルティス。


拡大地図を表示

地図では高知スーパーマーケットと表示されています。
昔の名前です。

潰れてしまった高知スーパーグループの店舗を、
サンシャインという別のスーパーが買ったのです。

日経TRENDYによると、
高知スーパーの頃に比べて売り上げが三倍に!

お客さんが多い時間帯に実演販売をたくさんやるとか、
そういったことが売り上げアップの秘密であるように
書いてありました。

でも、当たり前のことしか書いていない気が…。

とりあえず一度体験してみようということで、
家族で行ってきました。

Bertis005

行ってみてびっくり!

たしかに、イオン高知の目の前です。

Bertis006

ベルティスの入り口から撮影した写真です。
イオンは道路を挟んで目の前。

お店の感想としては、
「当たり前のことをちゃんとやっているなぁ。」

商品陳列への心配りが行き届いているとか、
入ってすぐ焼き芋のいい香りが漂ってくるとか、
唐揚げは2個パックからあってお総菜が買いやすいとか、
そんな感じです。

だけど、イオンを相手に互角以上の戦いをしている理由が
ど~んとみつけられるかというと、
いまいちよく分かりませんでした。

価格競争をするつもりがないのは当然として、
それ以外での差別化というのは、
かなり微妙な違いの積み重ねでしかないのでしょうね。

「いかに気を抜かないか」という戦いなわけです。
それって、けっこうしんどい戦いだと思います。

だからこそ、ほんのちょっとしたことで勢力図が
書き換わりそうです。

サンシャインが勢力を増すにしろ、
サニーマートなど他のグループが取って代わるにしろ、
地元の企業グループが頑張って、
外からやってきたイオンと戦っているのは、
とっても頼もしいものです。

 

そういえば、ベルティスに行くために乗ったタクシーが
最悪でした。

ベビーカーをトランクに積むのを手伝わないとか、
全般に愛想がないのにはじまって、
極めつけは、
「イオンの隣のベルティスまで」という指示を受けて
黙って走り出したにもかかわらず、
「すいません、ベルティス分かりません」とほざいて、
結局イオンで降りるはめになったこと。

二度と県観光タクシーには乗りません。

タクシーこそ、「いかに気を抜かないか」の戦いを
ちゃんとやって欲しいものです。

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2007年12月10日 (月)

高知県立竜宮城はカオスなパラダイス

高知県立美術館で開催中の展覧会
「高知県立竜宮城」に行ってきました。

言葉では言い表せないカオスなパラダイスでした。
「だってこれが作りたいんだもん!何か問題でも?」
と言っているような、
問答無用の力がみなぎった作品の数々がスゴイ!

今回の出品作家の中で、
自分をアーティストであると認識しているのは
デハラユキノリさんくらいだと思います。
自分が何故それを作るのか考える前に、
もう手が動いて作っちゃっている感じがすごくイイです。

世間にやたらと溢れている「自称アーティスト」たちは、
これ以上に念のこもった何かを生み出して初めて
アーティストを名乗って欲しいものです。

うれしいことに、写真撮影大歓迎の展覧会だったので、
写真を通して
その念のこもりっぷりを少しでも伝えたいと思います。

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20071209164209
20071209164930

とにかく見に行くべし!
特に1月13日(日)は、
夢さんのロボットパフォーマンスが見られるのでオススメ。

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2008年2月 5日 (火)

AVENUEでキャスキッドソンの叩き売り

家族で帯屋町に行ってきました。
高知で一番の雑貨屋ビルであるところのAVENUEには
帯屋町に行くと毎回寄ります。

1階のミニプラを見ていたところ、
ある商品を発見して妻が衝撃を受けていました。

東京の雑貨店などでもなかなか売っていない
Cath Kidston(キャス・キッドソン)というブランドの雑貨が
叩き売り状態になっているというのです。

妻はレターセットを買っていました。

キャスキッドソン正面

じつは、1月31日に妻と娘で来店して
普通に売られているのを見たそうで、
ほんの4日しか経っていないのに叩き売りモードに
なっていたのが驚きだったようです。

なんと、お値段据え置きで3セットパックにΣ(・∀・;)

キャスキッドソン厚み

すさまじい厚さのパックになっています。

元々のお値段がけっこうお高くて\1,260。
右下に貼ってある値札がそのまま
3セットパックのお値段として流用されています。

キャスキッドソンお値段

妻によると、ずいぶん前からAVENUEのミニプラには
キャスキッドソンの雑貨が並んでいて、
「キャスキッドソン入荷!!」
といったポップが貼られていたそうです。

妻の感覚としては、
キャスキッドソンの雑貨はかわいくてレアなので
あっという間に売り切れてしまいそうなものとのこと。
それが高知では何故か叩き売り状態に(;´∀`)

まとまった数を仕入れられた時には
きっとガッツポーズものだったでしょうに、
ミニプラの担当者は
完全に当てが外れて悔しいところでしょうね。

キャスキッドソンなんてブランドは、
妻がいないと絶対に縁がなかったでしょう。
ひとりで張れるアンテナの数には限界があります。
妻がまったく別の方向にアンテナを張ってくれると、
キャッチできる情報が飛躍的に増えて
色々とたのしいですね( ^ω^ )

※コメントで寄せられた情報によると、どうやらアベニューの店員さんが並べるときに間違えただけだったようです。

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Cath Kidston キャスキッドソン レターセット Mix&Match Stationery Cath Kidston キャスキッドソン レターセット Mix&Match Stationery

販売元:イノブンオンラインショップ
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2008年4月27日 (日)

海洋堂の宝島に行ってきた

新京橋プラザで始まった「~宮脇父子の冒険~ 海洋堂の宝島」に行ってきました。

入場料は大人500円 小人300円。プレゼントとしてチョコエッグのおまけをもらえることもあって、適正な価格だと思われます。未就学児で入場無料だった娘の分まで合計3個もらえてラッキー♪抽籤箱からヒョウモントカゲモドキ、アズマモグラ、オオダイガハラサンショウウオを引き当てました。
(5月20日追記:おまけがもらえるのはオープニングの日だけだったようです。)

ご本尊として鎮座している等身大ラオウは、さすがの迫力。
Raohandkokuoh

Raohyokokara

黒王号のひづめって私の手より大きいんですね。
Raohkokuohashi

そう、写真撮影OKなんです。他のお客さんに配慮して撮影してくださいとのことでした。等身大ラオウとの写真をみんな撮りまくり。

等身大ダンボーもw

Danboh1

Danboh2

宮脇修一社長が自分で輸入したらしい軍用車の実物も展示されていました。単なる宮脇父子のヲタ宝自慢です。海洋堂のフィギュアと何の関係があるのかとか、細かいことは考えないのがポイントw

くじアンではないケッテンクラートw
Ketten1

Ketten2

水陸両用のシュビムワーゲン。たしかにこれは燃える。
Shubimu

Shubimu2

海洋堂がガレージキット路線に進んだ根っこにあるのが宮脇修館長のアートプラ構想。その構想のきっかけとなったのが、帆船模型をブロンズ仕上げで出品したら美術展に入選してしまったという出来事。その歴史的な作品も展示されていました。

Shipartpra

一昨年の高知県立美術館の展覧会とかぶる展示も多いですが、今回は写真撮影OKというのが大きいです。

なかなか楽しめました。私は少なくとももう一回行きます。

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2008年6月 7日 (土)

わいわい!こども音楽会を満喫

「わいわい!こども音楽会」という子ども連れOKの音楽会に行ってきました。

高知市文化プラザかるぽーとの大ホールは、赤ちゃんから小学生くらいまでの子どもを連れた家族でイイ感じの賑わい具合でした。イイ感じというのは、荷物やベビーカーのために席をゆったり使っても迷惑にならず、かといって寂しくないって感じです。

感想は一言、最高でした♪

鏡野吹奏楽団という香美市土佐山田町を拠点に活動している吹奏楽団が、50人くらいの編成でアニメソングを中心に演奏してくれました。おそらく一般市民が趣味としてやっていらっしゃるのだと思われますが、本当に上手で、子ども達を飽きさせない工夫が随所にあって、期待を大きく上回る大満足の演奏会でした。

うちの娘も終始ノリノリで手拍子したり拍手したりしていたのですが、娘が特別に良い子だったわけではありません。一時間の短いプログラムとはいえ、ぐずったりする子が会場に一人もいなかったのは、じつはとても凄いことではないでしょうか。

特に感心したのが最後の演出でした。まずは、指揮者が自分の指示に従って小さな拍手と大きな拍手を叩き分けるようにお願いします。そして始まった曲が「ラデツキー行進曲」♪吹奏楽団も会場のお客さんも指揮者の下に一体となって大盛り上がりでの大団円。

払った入場料は大人2人分で1,600円、3歳以下ということで娘は無料。楽団のみなさんは交通費をもらったらおしまいでしょう。でも、子ども達の笑顔があれば、諸々の苦労なんて吹っ飛ぶんですよね♪私もまんさいの実行委員として、その楽しさを知っています。

鏡野吹奏楽団のみなさんが音楽会を大成功させたのを見て、まんさいも負けていられないなと思いを新たにしたのでした。

楽しませられるかどうかの真剣勝負がきちんとあるエンターテイメント系のボランティアって、偽善っぽさが無いのがいいですよね。

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2008年9月21日 (日)

彩鬼旗揚げ公演に行ってきた

漫画イベント関係の仲間が集まって旗揚げした劇団「彩鬼(いろおに)」の第一回公演「かざぐるま」を見に行ってきました。

彩鬼かざぐるま

劇団「彩鬼」は、我らがまんさいアニソンライブのサービス過剰歌姫RED姉さんが座長で、同じくアニソンライブの実力派色物シンガーTONNYが音楽担当、同じくアニソンライブにコスプレで出没する謎の覆面紳士まちねこが脚本家です。そこに色々とお手伝いする仲間が加わって総勢6人という超小規模劇団。

REDとTONNYのエンターテイナーぶりはよくよく知っていて心から尊敬するところなのですが、それで演劇となると、正直大して期待はしていませんでした。準備期間が1ヶ月足らずと聞いて、いくらなんでも演劇を舐めていると言わざるを得ないのではないかと思っていました。

それがね、いやはや驚きました。

非常に良かったです!

ポイントは、REDとTONNYがそれぞれ磨き上げてきた価値観を、そのまま上手に劇の中に取り込んでしまったところです。REDもTONNYも、人生のすべてをかけて己の価値観を表現するような生き方をしている人なので、既に磨き上げられた猛烈な個性を持っています。それは既に商品として成立しているものなので、それをいかに魅力的に舞台で開花させるかを考えて設計された舞台なのです。ゼロから商品になるものを練り上げようとなると準備期間1ヶ月はふざけるなという話ですが、既にあるものをどう飾り付けるかというだけの話となれば、素材の良さを見極める眼力と飾り付ける力量次第ではどうにかなったというわけです。

その眼力と力量を持っていたのが、謎の覆面紳士まちねこということになるのでしょうか。お見事でした。彼の眼力で見抜いたREDとTONNYの一番魅力的な部分、本人達が一番ノッてやれる世界をその豪腕でとっつかまえて、とにかく鮮度が落ちないうちに舞台に盛って、お客さんに食べさせちゃおうというノリを考えると、準備期間の短さは問題ではないのかも知れません。

いや、やっぱりそれなりに演出は大切です。言うなれば素材の味を大切にする日本料理とはいえ、適切に包丁を入れて、適切な器に盛らなければいけないのです。

そして、思い知らされました。それは決して、凝った調理法がベストなわけではないし、豪華な器がベストなわけではないのです。演劇も、日本料理も。

トニーが抱えたアコースティックギター一本の音色と、床を踏み鳴らす響きが、なんと豊かな表現を生み出したことか。

レッドが抱える女の情念、時には叫び、時には泣き、時には笑い、時には裏切る、その姿を、見事に物語に織り込んでみせました。必要なのは、表現したいものは、レッドの肉体ひとつに詰まったものなのですから、舞台セットも凝った衣装も他の俳優も必要ありません。

ただし、そのレッドの表情と姿を照らし出す照明は、目を見張る見事さでした。必要不可欠な演出には、きちんと手間をかけてありました。時には激しく明滅し、時にはレッドの表情の半分だけを照らし出して凄味を演出します。すべてのタイミングが完璧でした。なんと言っても息を呑んだのが、レッドの帯にさされたかざぐるま(今回の唯一の小道具)が朽ちてゆく様を表現するように、ぼんやりと浮かび上がったかざぐるまが少しずつ暗くなっていく演出でした。

劇が終わった後に設備を見てびっくりしました。とりつけられた8つほどのライトが普通の白熱灯で、一応ボリュームスイッチがついている程度で、お世辞にも高度な機材でないことは想像はついていました。しかし、まさかその調節が、壁に付いたボリュームスイッチをひとつひとつひねるしかないものだったとは、思っても見ませんでした。オペレーションはまちねこ一人だそうです。神業としか言いようがありません。手間はおそろしくかかっているけど、金はかかっていない、いや、金は無くても手間さえかければなんとかなるというお手本のような演出だったと思います。

ということで、出演者にしろ演出装置にしろ、出来ることがメチャメチャ限定された劇団ゆえに、やりたいことがメチャメチャはっきりしている劇団で、それが旗揚げ公演で最高の形で披露できたのではないかと思います。

そして、公演は今日9月21日(日)にもあります。当日券1,500円分の価値は十分にあると思いますので、興味のある方は、19時の開演の時間までに、大橋通の西詰めにある喫茶店メフィストフェレス三階の会場まで足を運んではいかがでしょうか。

劇団 彩鬼~いろおに~ 公式ブログ

もちろん、劇団彩鬼の今後の課題だなぁと思ったこともあります。今回の公演でどうこうという話ではないので、21日の公演が終わってから書きます。

「劇団彩鬼の今後の課題だと思ったこと」につづく

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2008年9月22日 (月)

劇団彩鬼の今後の課題だと思ったこと

「彩鬼旗揚げ公演に行ってきた」のつづき

非常に良かった今回の公演ですが、ひとつだけ不満が残ったのは、途中で挟まれたREDの舞踏でした。

準備期間がたった一ヶ月であるという不利な条件を、元々REDやTONNYの中にあったものを上手に使うという手法で軽やかに乗り越えた今回の公演ですが、あの舞踏だけはREDの中に無かったモノを急ごしらえで持ってきたように見えてしまいました。

よさこい鳴子踊りのインストラクターでもあるREDなので、もちろん普通の人とは比べようもない高いレベルの踊りだったとは思うのですが、REDが大切に育ててきた踊りの引き出しの中に入っているのは、「祭りで子ども達と一緒に楽しく披露する踊り」です。「舞台で女の情念を表現しようと挑む舞踏」とは、方向性が大きく違うことは否めません。

人生のすべてを賭けて磨き上げてきた価値観の凄味がパフォーマンスのそこらじゅうから漂っていただけに、相対的に少し物足りない舞踏が目立ってしまっただけなのではありますが、このあたりが今後の彩鬼の方向性を考える上での大きなポイントになるのだと思います。

もっとREDの引き出しの中身をよくよく検証して、REDの引き出しに既に入っているものだけで作り上げられる舞台という方向性で攻めるのか、もしくは、REDの引き出しにはよく似たものなら大抵入っているから、それを磨き上げる時間をきちんと取るようにする方向性でいくのか。

私は、とりあえず当分の間は前者でいいと思います。後者を選ぼうとすると、ガクンと機動性が落ちてしまいますから。REDがこれまで磨き上げてきたモノが、TONNYが磨き上げてきたモノと融合してどんな化学変化を起こすのか、ただそれだけで十分に見応えがあるのですから。

彩鬼の次の公演が楽しみです。

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2008年9月28日 (日)

星空映画館@大橋通りに行ってきた

商店街のアーケードに設置された野外スクリーンで映画を見るイベントに行ってきました。

平成20年度高知県芸術祭参加行事
高知女子大Presents
星空映画館@大橋通り「キサラギ」

Chirashi

小栗旬主演の佐藤祐市監督作品。自殺したアイドル如月ミキの一周忌に集まったファンサイトの住人達が自殺の謎に迫っていくうちに…という、舞台を見ているような良くできた話だけどスケールが小さい感じの映画で、作品自体は可もなく不可もなくといったところ。小栗旬をはじめ出演者達がPPPHを披露するシーンが見所でしょうか。

想像以上にイイ感じだったのは、星空映画館というシチュエーションでした。商店街に並べられたパイプイスやベンチに老若男女が座ってビール片手にたこ焼きやポップコーンをほおばるというのは、南国の秋の夜のちょうどいい気候とあいまってとても快適でした。

Shotengaieigakan

中心市街地に映画館が無いことを憂えるNPOこうちコミュニティシネマが確立した手法で、高知市内の商店街でけっこう頻繁に催されています。私は今回が初体験。

想像以上に「お祭り感」があって、商店街に愛着を持ってもらう仕掛けとして悪くないと思いました。同時に、文化の香りを失ってしまったら中心市街地はおしまいだなとも改めて思いました。これまで私が思っていた以上に、買い物の場所以上の何か=文化が街の生命線なのであるということを肌で感じたのです。

会場に文化の香りが漂いまくっていました。新たな発見だったのが、文化が高級だとか低級だとかそんなことは大して関係なくって、一定数以上の人たちと何かしらの新しい体験を共有する空間が重要なのだと感じたことでした。別に隣のお客さんとしゃべるワケではないのに、隣のお客さんというものは欠かせない要素なのです。家でテレビを見たり本を読んだりすることとの違いは、そこにあるのです。だから人は、街へ出るのです。

星空映画館はもちろん入場無料なわけで色々と厳しい状況だとは思いますが、これからも頑張って活動していってほしいものです。

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関連リンク
こうちコミュニティシネマブログ「きさらぎ」

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2008年10月28日 (火)

中村にある「おもちゃのピーポ」は日本最後の「町のおもちゃ屋」

日本最後の清流「四万十川」が流れる高知県四万十市に、日本最後の「町のおもちゃ屋」があります。その名も「おもちゃのピーポ」

高知県西部の拠点として栄え、土佐の小京都とうたわれた中村。そのメインストリートである天神橋商店街は、いまやシャッター通りと化してしまっています。しかし、その寂しいアーケード街を出てすぐのところにある「おもちゃのピーポ」は、今でも踏みとどまって「町のおもちゃ屋」として頑張っているのです。

初めて店に入ったときは度肝を抜かれました。「なんでも鑑定団」がこの店だけのために出張してきても番組が成立するレベルの品揃えなのです。

出会いは3年前の今頃でした。中村に出張した私は、同僚が運転する車で店の前を通ったときに一瞬で「この店は何かある」と感じたのでした。一般的に想像するような「町のおもちゃ屋」にふさわしい、7メートルぐらいの間口で大きなショーケースという店構えなのですが、そのショーケースの密度の高さが半端ではないのです。それでいて雑然とした印象が皆無で、すべてのおもちゃが愛情を込めて陳列されていたのでした。

幸いホテルがすぐそばだったので、仕事を終えた後に急いで店に向かったのでした。まず、夕方6時をまわっているのにまだ店が開いていたことに感動しました。地方都市の個人商店はびっくりするほど早く店じまいするところばかりだからです。この一点だけでも「本気」で店をやっていることが分かります。そして店に入ってみると、そんな低い次元で語るのが失礼なレベルの「本気度」がビンビンと伝わってきて、思わず背筋が伸びたのでした。

間口は一般的な大きさですが、奥行きは30メートルくらいありそうなウナギの寝床です。店の中央を陳列棚の島が奥まで貫いていて、その島のまわりをぐるりとまわって店内を一周するというレイアウトになっています。

入り口のショーケースにはアンパンマンのぬいぐるみやブロック玩具の他に、ショベルカーやダンプカーのラジコンが並んでいて、建機のラジコンという分野があることと、そんなものまで取りそろえていることにびっくり。

入って右側はガンプラコーナーで、当時放送中だったSEED系を取りそろえているのはもちろん、リ・ガズィなどの渋いところまで並んでいて衝撃を受けます。400分の1ホワイトベースの巨大な箱までありました。

左側はソフビコーナーで、平成ウルトラマンを取りそろえているのはもちろん、大小のゴジラなどがキューピーちゃんといっしょに整然と並んでいます。

足下を見ると、おはじきやコマやけん玉やビー玉なども充実しまくり。柱にはスチロール制組み立て飛行機がぶら下げられています。

進んでいくと、今度は右側の壁が鍵付きのショーケースになっていて、ライフルからハンドガンまでモデルガンがずらり。手書きで「あそぶときは必ずゴーグルをしましょう。」という注意書きが貼ってあるのがイイ味を出しています。高知ブログ仲間でモデルガンマニアのSo-Suiさんの報告によると、いろいろなレアものがさりげなく売られていて感動したそうです。

関連リンク
辺境ホビーライフ「行ってきました噂のピーポへ!」

左側を向くと、島の真ん中あたりがレジになっていて、70代のおじいさんが座っています。後述しますが、このおじいさんが仕入れまで含めた全てをやっています。

さらに進むと、食玩などもふくめた様々なフィギュアが並んでいます。驚くべき事に萌え系も充実しまくりです。こんな地方都市に購買層が存在するのかが疑問ですが、とにかく並んでいます。ちなみに、今年の初め頃に行ったときには、海洋堂のリボルテックシリーズがすべて売られていました。都会の店も含めて、そんな店初めて見ました。

まだまだ奥があります。右側に今度は戦車や城や自動車などのプラモデルがぎっしり。そういえば昔、城のプラモつくって緑色の粉で芝生つくったなぁとか思い出してみたり。あまり詳しくないので分かりませんが、品揃えが充実しているのは間違いありません。おそらくレアものも多数眠っていると思われます。左側にはニッパーなどの工具類や塗料類が充実しています。

店の一番奥にはミニ四駆のコースが設置してあって、持ち寄ったマシンを自由に走らせられるようになっています。夜にばかり行くので、このコーナーが賑わっているところを見たことがありませんが、中村出身の同僚に聞くところによると昔から設置されていてそこそこ通った覚えがあるそうです。

一番奥の角を曲がって方向転換すると、そこはジグソーパズルコーナーになっていて、アグネス・チャンのジグソーパズルとかやたらと古いジグソーパズルが陳列されています。横にはパーティーグッズコーナーがあって、ハゲづらとか全身タイツとか取りそろえています。

方向転換してもう少し進む、つまり出入り口に向かって進むと、左側が大きなショーケースになっていて、なんとSPAWNのフィギュアがブリスターパックに入って飾られています。ちょうど一緒に行っていた詳しい同僚によると、かなりのレアものが多数並んでいたそうです。裏原宿とかでも買えないレベルの。

そして右側がラジコンコーナーになります。おそらくご主人の趣味なのだと思いますが、充実ぶりが半端ではないです。当時からブームになり始めていたヘリコプターや飛行船などの飛行系ラジコンをきっちり取り揃えているのはもちろん、水中系のラジコンもずらりと並んでいます。潜水艦のラジコンとかテンション上がりますよね、イルカのラジコンなんて初めて見ました。いわんや自動車系のラジコンが充実しているのは当たり前です。

更に進んで出入り口あたりには、今度はぬいぐるみがアンパンマン系を中心に並んでいます。レゴ系にも期待したのですが、定番の赤いバケツや緑のバケツがあるくらいでした。そういえばおままごと系も必要最低限の品揃えでした。ちなみにテレビゲーム系は一切ありません。何でも置いてあるというわけではなくて、実はかなりメリハリのきいた品揃えです。

店を一周した私は好奇心を抑えられず、店番をしていたおじいさんに話しかけたのでした。おじいさんが話してくれた内容はとても印象的でした。特に印象的だったことを箇条書きにします。

  • 仕入れも含めてすべて自分一人でやっている。
  • おじいさんは70代(ちゃんと教えてくれたのですがメモを無くしてしまいました)で、この道40年。
  • ぎりぎりの収支で頑張っている。数年前にハローマック系のチェーン店が近くに出店してきたが、返り討ちにして撤退していった。
  • その昔に威力を高めた改造モデルガンが流行した際にも絶対に改造モノは扱わないポリシーを貫いた。サバゲー好きの客を奪われたが、それでもポリシーを貫いた。おかげで、改造モデルガンが社会問題化した際に同業者が次々と摘発されても、生き延びることができた。
  • 仕入れは命がけ。発注のFAXを前に、そのプラモを10個発注するか20個発注するかで三日三晩悩むことも珍しくない。
  • テレビゲーム系は置いていた頃もあったが、利幅が小さすぎるので撤退した。
  • 今の女の子は基本的におもちゃを欲しがらなくなったので、女の子向けおもちゃからも基本的に撤退した。

その中でも一番印象的だったのが、おじいさんの情報源についてでした。

「ツボを見事についた品揃えですけど、雑誌とか読んでアンテナをはっているんですか?例えばコロコロコミックとか、ホビージャパンとか。」

「いや、雑誌のたぐいは一切読みません。メーカーや問屋から来る資料と、あとはこれです。」

と言って、レジの脇に積まれた「日本書紀」を指さしたのでした。

???????

どうやらおじいさんは郷土史家としての顔もあるらしく、このあたりの土地の歴史についてのうんちくを語り出しました。日本書紀の他にもいろいろな歴史書が積まれています。

でも、日本書紀とおもちゃの仕入れにどんな関係が???

謎は深まるばかりだったのですが、聞いても私が理解できる気がしないので、それ以上は追及しなかったのでした。

その後、出張で中村方面に行くたびに顔を出して仲良くなって、今年の初め頃に行ったときに、店の倉庫を見せてもらえるまでになったのでした。

そこには、いわゆるレアものとしての価値が出そうな在庫が積まれていました。仮面ライダーBLACk変身ベルトとか、私の世代には懐かしかったです。歴代のタイムボカンシリーズの超合金などもありました。誰かがアドバイスしたのかもしれませんが、今ではそういったレアものの価値をおじいさんは認識しているようです。

ただ、かなりの量を去年ネットで売ってしまったそうです。しかも、細かい対応をする余裕がないので、ひとまとめにして一括で買ってくれる人を探して、100万に満たないくらいの金額で落札されたとのこと。ネットショップを開業して小分けにして売っていけば、あるいは150万くらいの売り上げになったのかもしれません。実際、落札した人は小分けにして転売しているようだとのことでした。

「ちょっともったいない気もしますね…。

でも、仕方ないですよね。

…運転資金苦しかったんですか?」

おじいさんは小さくうなずいたのでした。

常にぎりぎりの経営だとは思いますが、いつまでも残っていて欲しいお店です。

 

おもちゃのピーポ

高知県四万十市中村東下町19
電話番号0880-34-4649

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2008年11月15日 (土)

ジャイアントダダンダンがベールを脱ぐ前の姿

今日、高知県香美市にあるアンパンマンミュージアムにジャイアントダダンダンがお目見えしたそうです。

アキバ家が一週間前に行ったときには、まだ覆いがしてありました。

Dadantooku

Dadanchikaku

Dadanura

ダダンダンが見られなかったのは残念ですが、覆いを掛けられたダダンダンの姿は、それはそれで妙にリアルでしたし貴重なので良しとします。娘はダダンダンが怖くて苦手ですしw

もちろん今回も公共交通機関で親子三人行ってきました。バスのダイヤがJRとの接続を考えてつくられているおかげで、高知駅からアンパンマンミュージアム前のバス停まで45分かかりませんでした。

おまけにバスの車内でアンパンマンミュージアム特別乗車券を買うと、山田駅からアンパンマンミュージアム前まで片道大人600円のところが500円になって、アンパンマンがデザインされた特別乗車券と台紙を持ち帰ることができます。

Daishiomote

夫婦二人往復分を買って、6種類の特別乗車券の内4種類が集まりました。

Daishinaka

バスを利用して行く方は覚えておくとお得です。

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2009年1月22日 (木)

キグレニューサーカスは一家揃って楽しめました

キグレNewサーカスが1月1日からイオン高知の横の特設テントで興行中です。1月2日に家族揃って観に行って大いに楽しんできました。2月22日まで高知でやっているので、まだ行っていない方には猛烈にプッシュしておきます。特にRS席がオススメ。

2歳2ヶ月の娘を飽きさせないためには良い席で観るのが必須条件と考えて、別料金を支払ってでも指定席をゲットするべく頑張りました。私だけが先発隊として朝8時過ぎにバスで行ったら既に行列が。

Kigure026

指定席券は、その日の全公演分をその日最初の公演の1時間前から発売するというシステム。1月2日は10時からの公演が最初なので9時から発売。実際は8時45分くらいから販売が始まりました。

指定席券販売の列の隣には自由席で早い者勝ちで良い席をねらう人たちの入場待ちの列も出来ていました。

Kigure024

そんな感じで無事に指定席券と入場券をゲット。以前にタクシーでもらっていた割引券のおかげで入場券は100円引きでした。

Kigure023

RS席ことロイヤル席の4列目をゲット。ロイヤル席の1~3列目はリングと同じ高さの平場の席で、リングに近すぎるので空中ブランコなどでは真上を見上げることになって首がちょっと痛い感じらしいです。だから、特に希望しない限りは階段席となる4列目から順番に売ってくれるそうです。ということで、実質最前列の指定席をゲット♪

1~3列目ならではの特典もあって、お客さんの代表が選ばれて参加する感じの演目では1~3列目のロイヤル席のお客さんの中から選ばれるようです。

入場料の2,400円にRS席の追加料金1,000円を出せば最高の席で観られるわけです。席の配置としては、RS席がリングに対して正面の席、S席800円は斜めの1階席、A席700円は斜めの2階席、自由席はリングを真横から観る席となります。

RS席、S席、自由席は満員でしたが、A席はがらがらでした。確かにA席の費用対効果は微妙な感じ。

Kigure010

アキバ家が座っていたRS席4列目から右方向を向いて撮影した写真です。写真左手に見える白いカバーがかかった座席がRS席の1~3列目。ミニーちゃんの風船の向こうに見えている青い柱が、空中ブランコなどで使われる柱です。写真中央より少し右に白い看板が見えていて、そこから左側が自由席となります。看板の上の方の人の姿が見えないあたりがA席、看板から右側がS席です。

RS席は1,000円払う価値が十分にあると思います。特に空中ブランコなどは、真横の自由席から見ては楽しさが半減です。

会場内はフラッシュ撮影とビデオ撮影は禁止とのことでした。ということで、我が家のザクティーでフラッシュ無しで撮影した写真です。

Kigure022

動物使いの芸では猛獣を期待していたのですが、出てきたのはイヌとサルとポニー。でも、十分に楽しかったです。カワイイし。

Kigure021 

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Kigure018

娘はサルとぬいぐるみのミニーちゃんの絡みが印象的だったようです。
「ミニーちゃんがピョーンってしてたね。」と帰ってきてから何度も言っていました。

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和傘やら帽子やらお手玉やらを使ったジャグリング系の出し物では、けっこう失敗があってやり直したりするのですが、失敗して盛り下がるというよりも、成功するまでハラハラしながら見守る感じの雰囲気でした。

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大がかりなジャンプ系の出し物は正面の席から見ていたからこそ満喫できたと思われます。静止画に弱いとされるザクティーですが、私が置きピンの技術をマスターしてから格段にレベルアップした写真が撮れるようになりました。

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我ながら、なかなかイイ感じで写真が撮れました。

ということで、今度は横回転しながらジャンプ!

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ジャンプしてイスに座る!?

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更に肩車!?

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全部で2時間くらいのプログラムで、1時間ほどしたところで15分間の休憩時間があります。休憩時間には風船やヨーヨーが売られていました。うちの娘も風船に反応していましたが、ビスコなどで気をそらして乗り切りました。

さっきジャンプしていたお姉さんがいつの間にか着替えて売り子をやっています。ジャンパーを着て裏方もやったりして、1人3役くらいが基本な感じでした。

Kigure009

休憩時間のあとは、いよいよ大物系の出し物。

さすがにバイクの出し物は失敗がゆるされないので、みんな手に汗握りながら見守ります。子どもの頃に初めて見たときは度肝を抜かれたものでした。

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イスのバランス芸も、古典的なサーカス芸として一度は子どもに見せておきたいところです。

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布にからまってぶら下がる芸は、そういえばシルク・ド・ソレイユなんかでもやっていますよね。

シルク・ド・ソレイユを体験してしまった身としては、日本のサーカスでいまさら楽しめるのかと思ったりもしていましたが、そんな心配は無駄でした。少なくともキグレニューサーカスは負けないくらいに楽しいです。

Kigure006

そして、いよいよ空中ブランコ。いつ見ても本当に感心します。

Kigure005

そんな感じで、娘も飽きることなくあっという間の2時間でした。

「子どもの頃にサーカスを見てハラハラドキドキした」という思い出の有り無しは大きいと思います。何がどう大きいかはうまく言えませんが、こんなに非日常にあふれた刺激的な思い出って、他になかなかありませんよね。

家族揃って観に行くとあっという間に1万円コースですが、子どもがもう少し大きくなってからもう一度くらいはテントでサーカスを観るという体験をさせてやりたいなと思ったのでした。

キグレNewサーカス 公式サイト

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2009年2月 8日 (日)

「非現実の王国で」は「おまえら」の先駆け?

県立美術館ホールで上映された「非現実の王国で~ヘンリー・ダーガーの謎」を見てきました。

Higenjitsuno

「孤高のアウトサイダー・アーティスト、ヘンリー・ダーガーのミステリアスな生涯と作品世界に迫る異色のドキュメンタリー」というキャッチコピー。

アウトサイダー・アートとは、「特に芸術の伝統的な訓練を受けていなくて、名声を目指すでもなく、既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現したという作品のことをいう」とWikipediaにありました。

「童貞で女性の体のことをまったく知らないから女の子にもみんな男性器がついている絵を描く変わった絵描きさんがいたらしい」なるおもしろ話として記憶していたので、これはおもしろそうだと観に行った次第です。

映画の描写を要約すると、ヘンリー・ダーガーは、子どもの頃に周囲とうまく調子を合わせることができずいじめられ、多くの大人に裏切られ続けた結果、他人との交渉を極度に嫌うようになり、仕事と教会に通う以外はひたすら自宅に引きこもって膨大な量の文章と絵を生み出していたという人物だったようです。

おまえらキタ――(゚∀゚)――!!

としか言いようがありません。

更には、彼は幼児という存在に執着し続け、最初は幼児をひたすら憎悪し、のちには幼児を愛おしむべき対象として求めるようになります。いや、安易に性的な意味ではなく、純粋さの象徴とかそんな感じで。彼がつづる1万5千ページを超える物語の主人公はヴィヴィアンガールズなる7人の少女です。

おまえらキタ――(゚∀゚)――!!

更に更に、彼は図版の蒐集に非常に熱心で、発行されているすべての新聞をゴミ箱をあさってでも手に入れ、そこに掲載されている写真や絵などの図版を切り抜いては、古い電話帳にスクラップしていたそうです。それを模写したりトレースしたりコラージュしたりして彼の物語の挿絵を描いていました。特に幼女の写真を集めるのに熱心で、彼の作品の重要な登場人物のモデルにしていた幼女の写真を紛失してしまった際には、その写真が掲載されていた新聞を探して新聞広告をかけてみたり、図書館から盗んでこようとしたり、果てはそれが手に入るよう神に祈るため新しく祭壇をつくるなんてことまでしています。

それなんて画像フォルダw

結局彼は73歳で掃除人の仕事を無理矢理引退させられ、その後81歳まで生きます。隣人や大家さんに恵まれていたのが幸いして家族無しでも何とか生活していけたようです。大家さんがとっても粋な感じで、

「クリスマスの贈り物として家賃を値下げしたら、とっても喜んでいたわ。」

なんてことを言っていて格好良すぎでした。

映画としては少々退屈な感じ。

彼の絵がアニメーションになって動き出して、彼の妄想世界と現実のドキュメンタリーとが渾然一体となる的なことがチラシにあったので、その夜は眠れなくなる感じの映像ドラッグ的な強烈なものを期待していたのですが、予算の都合か大したアニメではありませんでした。

ダーガーが産まれて死んでいった街がシカゴで、往年のシカゴの繁栄ぶりを物語る映像がやたらと挿入されていて、もしかしたらアメリカ人の観客には時代背景が重なってきて感慨深いのかもしれませんが、日本人には何が何やらといった感じ。

「おまえら」の一生涯のモデルケースとしては、なかなか興味深かったです。

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2009年4月 1日 (水)

劇団彩鬼第二回公演「メフィスト」感想

漫画イベント関係の仲間が集まって旗揚げした劇団「彩鬼(いろおに)」の第二回公演「メフィスト」を観に喫茶メフィストフェレス3Fメフィストホールに行ってきました。

第一回公演の感想は↓こちら。

2008年9月21日「彩鬼旗揚げ公演に行ってきた」

2008年9月22日「劇団彩鬼の今後の課題だと思ったこと」

「メフィスト」の感想は、一言で言うなら「良くも悪くも『BASTARD!!-暗黒の破壊神-』」な感じでした。漫画に詳しくない方に分かるように表現するならば、「演出や表現力はさすがのハイレベルさだったけれど、主題がいまいち消化不良な感は否めない」といったところ。

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最初に演出を担当したりょうさんのあいさつがあり、その中で「今回の物語の舞台は前回の公演とはがらりと変わって中世ヨーロッパ」との説明があって、正直言って私の中での期待感ががくっと低くなりました。

タイトルが「メフィスト」で舞台が「中世ヨーロッパ」となれば、キリスト教的世界観が主題となるのは明らかで、日本人がキリスト教的主題を描こうとして様になった例はごくわずかだからです。

遠藤周作の「沈黙」のように、舞台を日本に設定して日本人の感性を通してキリスト教を描くというのならば、場合によってはキリスト教と向き合う中で生まれる主題をきちんと消化できることもあります。しかし、舞台をもろに中世ヨーロッパに設定してしまうと、ほとんどの場合においてそれは「壮麗な絵と表現力で読ませる漫画」の域を脱することが難しく、主題は付け足し程度になるというのがこれまで見てきた漫画や小説の印象でした。それはそれで楽しいし、作品として成立しているというのもポイント。だけど、前回の彩鬼の公演「かざぐるま」はどちらかというと主題の強烈さに心を持って行かれた感じで、それを見に来たつもりだったので、ちょっと肩すかしをくらった思いでした。

舞台装置としては、下手にピアノが一台、中央にふすま一枚分くらいの大きさの枠があって、その枠に黒い布が張られているだけです。

その布の合わせ目から主演女優レッドの手がにょっきりと出てきて、朗々と響く声で語りかけて舞台は始まりました。

「我は問う。汝の神は何処。我は問う。汝の…」

レッドの手と発声の表現力の豊かさに改めて感心しつつも、想像以上のキリスト教正面突破なお話に、何ともくすぐったい感じ。

しばらくは、そのくすぐったい感じをレッドの表現力と魔佗羅の音楽の迫力で中和しながら見ている感じでした。

しかし、鏡の世界に閉じこめられた悪魔メフィストが登場してから空気が一変します。

レッドが黒い布を身にまとい、両足はばっくり広げたガニ股で、獣のように腰を曲げ、アゴをグウッと突き出して観客の心臓に噛み付かんばかりに首を伸ばし、長い腕は鏡を何とか突き破ろうと奇妙に折れ曲がり、長い指はすべてを妖しくかきむしり続け、地の底から響くような、けれども耳元で囁かれているような不思議な声で誘惑し、高らかに笑い、それはそれは見事な悪魔っぷりでした。

舞台中央に置かれた枠は、張られていた黒い布がたたまれて素通しの枠となり、その向こうに悪魔メフィスト=レッドがいるという演出で、本当にそこに鏡があり、それは人間の心の隙間であり、メフィストにとってはそこが唯一の現世への出口であるという世界観が、レッドの暗黒舞踏によって舞台にありありと出現したように感じられたのです。

第一回公演の感想でレッドはよさこい鳴子踊りメインで暗黒舞踏は専門外なんて言ってすみませんでした。いやはや、天性の長い手足や指や首、そして濃い顔と、長い訓練の積み重ねの成果であろう表現のバリエーションの豊かさが相まって、本当に見事な暗黒舞踏だったと思います。

人間ダンテが道ならぬ願いをしてしまったおかげで鏡の世界から一時解き放たれるというクライマックスの表現に少し迷いを感じた気もしましたが、全体としては悪魔の表現にこれほどの手数を持っているレッドの力量に感服。

そして、そのノリに乗っているレッドのメフィスト・フェレスが登場したら、もうこれで終わるしかないよなぁと思っていたら、ちゃんとそこで終わった感じでした。

ということで、漫画「BASTARD!!」において萩原一至の描く悪魔の壮麗さや表現力に感心するものの、そこに描かれるキリスト教的主題はまぁどうでもいいのと同じように、彩鬼の「メフィスト」はレッドの暗黒舞踏と魔佗羅の迫力の音楽とまちねこの超絶照明テクニックによってこの世に召還される悪魔を楽しめれば、まぁそれでOKだったのだと思います。これはこれで、私は大いに楽しめました。

そして次の公演では、「メフィスト」で更にパワーアップした表現力と、「かざぐるま」で提示して見せたレッドのどろどろした情念の世界観とを融合させた舞台を期待しています。

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2009年4月25日 (土)

シアターホリック「プールのある家」の感想

劇団シアターホリックの公演「プールのある家」を見てきました。4月20日(月)~26日(日)の7days公演初日に雨の中メフィストホールまで行ってきました。

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原作は山本周五郎「季節のない街」。山本周五郎は「さぶ」と「赤ひげ診療譚」しか読んだことがなかったのですが、ちょっと原作を読んでみたくなる興味深い公演でした。

フライヤーよりあらすじを転載

吹きだまりの街。そこを行く親子のような二人連れ。男は四十歳前後、子どもはまだ六つか七つぐらいに見える。二人はまるで時間を持て余すかのように、とりとめのない話に興じる。今の話題の中心は「どんな家に住みたいか」。二人の夢は大きくふくらみ、二人の家は具体性を帯びていく。そんな時、二人の元にある事件が起きる……。

以下、ネタバレしまくりなのでご注意。

物語の中で特に生き生きと描かれるのが「aunt's husband」とされる飲んだくれのおっさんと、「him」とされる青年です。二人に共通しているのが、やたらとしゃべること。おっさんは酒の勢いにまかせて調子よく無責任なことをペラペラと。青年は夢のような華やかな世界をうんちくを交えながら立て板に水。

彼らは息をするようにしゃべり、しゃべるということは他人とコミュニケーションをとっているわけです。しかし、よくよく見ていると、彼らは他人と向き合うつもりがないことが分かります。おっさんは酒に逃げ込むばかり、青年は一見クレバーそうな自分の立ち位置に棒立ち状態。

あらすじに書いてある四十歳前後の男が「him」です。「him」は子どもに対して理想の家のディティールや家にまつわるうんちくを一方的に語るばかりで、そこには言葉を発する男とそれをただただ聞いている子どもという関係性しか見出せず、「親子のような二人連れ」が本当のところはどんな関係なのかが分からずに観客はいらいらさせられます。それが最後の最後に子どもの死によってやはり「親子」であったことが分かるというしかけ。子どもの死の危機に際しても、「him」は役に立たないうんちくや自分の立ち位置を堅持するための言葉をペラペラとしゃべることしか出来ず、結局何も出来ないまま子どもを死なせてしまうのです。

特に「him」を見ていて、2ちゃんねるやはてなダイアリーなどネット上の場で盛んに発言している人たちの姿を重ねてしまいました。自分なりに確立した賢そうな立ち位置からひたすら合理的に見える発言を繰り返し、例えばマルチ商法であったり、新興宗教であったり、エセ科学であったり、ヤンキーであったり、時には結婚制度やゆとり世代などを批判しまくります。

そのこと自体は別にいいのですが、現実世界での棒立ちっぷりが透けて見えるような発言者があまりにも多いことに対して何だかなぁと思ってしまうのです。

人間生きていれば、自分の信念を曲げざるを得ないこともありますし、いかがなものかと思っていることに対して現実問題として何も出来ないってことは普通ですし、くだらない失敗をやらかすこともあるはずです。

そういう情けなさが背景に見えてこない発言者というのは、現実世界で何もしていない、棒立ちしているだけ、問題がないのではなくて、問題から目を背けているだけにしか思えないのです。

劇中「him」は自分が隠しておいた預金通帳を母親が持っているのを発見します。母親は金を引き出して「him」の弟に渡そうとしていたのです。弟はマルチ商法にはまりこんでいて、母親は息子が求めるままに金を渡してしまうのです。

弟は詐欺にはまりこんでいて金をドブに捨てているようなものだと「him」は母親を罵ります。しかし、母親は言うのです。「弟の方が私をちゃんと気にかけてくれる」と。

極端な例ですが、厳しい現実と一生懸命向き合ったが故にマルチ商法という愚か極まりない罠にはまりこんでしまう人もいるわけです。そばで棒立ちしたまま「マルチよくない!」と言っているだけの「him」とどちらが正しいかとなるとそりゃあ「him」ですが、正しいというただそれだけのことにどれほどの価値があるかというと、実は大して価値は無いのかもしれません。

ということで、結局は私が常々考えている結論を補強してくれる話だと受け止めたのでした。

すなわち、個人と個人とが直接ぶつかり合って作り上げた関係性の中にしか確かなものなんて無く、それは常に揺らぎ続けるものであって、確かなものにし続けるために不断の努力が欠かせないものだということです。確かなものは幸せと言い換えてもいいかもしれません。

詳しくは、私が去年必死こいて書いた「わが子を自分探し病から守る」参照。

演出や演技の感想としては、「him」の人物像をもっと固めたらぐっと楽しみやすくなると思いました。

座長の松島さんと高知女子大の小松さんの二人しか出演せず、二人が色々な役を演じ分けていくという演出。時には時系列を前後させて物語が展開するので、今二人が誰を演じているのかを分からせるために演技力を要求されます。それぞれの役割に対して象徴的な小道具や扮装が用意されていて、それを舞台上で次々と着替えながら演じ分けていくという演出は非常に意欲的でおもしろかったです。

ただ、「him」が謎だらけの人物ゆえかいまいちキャラが立たず、私としては観劇しているうちに、さっきの「him」と今の「him」は果たして同一人物なのだろうか?という感覚になってきて頭が混乱している内に、中盤なかなか物語が展開せずだれてしまった感が否めませんでした。その分、終盤の怒濤の展開でのカタルシスはあったのですが。

まだ初日だったこともあって、一番難易度の高い「him」の演じ方について、松島さんの中で固まりきれていない部分があったのかもしれないなと感じました。せっかくの7days公演なので、公演を重ねるにつれてきっとそのあたりは固めてくることと思います。

シアターホリック公式サイト

劇団シアターホリック 座長まつしまの日記

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2009年5月25日 (月)

西土佐で四万十川の天然うなぎを食べてきた

我々の道しるべとなる次の価値観のヒントは農村の中にあるのではないかというのが、最近の私にとってのホットな考え方です。面倒くさいからと私たちは農村のしがらみを捨ててきましたが、ちょいとばかし捨てすぎたのではないかという感じです。でも、捨ててきたものがたしかに面倒くさかったことは間違いないわけで、そのあたりのうまい落としどころがないものかと考えているのです。

だったら農村に行ってみようということで、週末に高知県西部四万十市の西土佐に行ってきました。愛媛県との県境、四国山地の稜線がすぐ近くに見えます。空が近いです。

つい最近、この棚田の持ち主と意気投合して、遊びに来るように誘われていたのです。まさに渡りに舟!

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そうしたら、ちょうど四万十川でとれた天然うなぎが手にはいるというではありませんか!とりあえずは、その天然うなぎを見せてもらいに市場へ。

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以前にも書きましたが、高知県に住んでいても、四万十産の天然うなぎが手に入ることなんてめったにありません。

過去記事「四万十うなぎはクソまずい」

高知に住んで5年目、仕事だけではなく色々なボランティア活動などで自分なりに高知に尽くし続けてきて、やっとたどりついた人脈、そしてうなぎです。

昼間は田んぼのお手伝いで、田んぼの畦とりなどをやらせてもらいました。

そして、いよいよ夜の宴会の時間です!

まずはうなぎの肝の塩炒め!うなぎの肝といえば肝吸いですが、贅沢なことに100匹分近くストックしてあったうなぎの肝を贅沢に炒めて天日塩だけで味付けしていただきます!

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これがふわっふわ!やわらかいのなんの!うまみがギュッとつまっていて、おいしい!これをまともにお金出して買おうとしたらいくらになるのか気が遠くなります…。ビバ!お友達!

そしていよいようなぎを炭火で焼きます!天然うなぎの大きな特徴は、焼くとぐんぐん縮んでしまうことだそうです。

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あっという間にこんなに縮んでしまいました。

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長さが縮んだ分だどこにいくかというと、厚さにいくのです。

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どんどん短く、厚くなっていきます。お店などで串を打つのは、この縮みを防止する意味合いもあるようです。たしかに、あんまり縮んでしまうと見栄えのボリューム感が無くなってしまいます。でも、今夜はひたすらおいしさを追究するので串なんていりません。

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表面にぷつぷつと脂がういてきます。

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こまめに裏返して、脂が落ちてしまうのを防いで、うまみを身に閉じこめてしまいます!

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焼きたてを、切り口を潰してしまわないように出刃包丁で一気に叩き切って、白焼きでわさびをたっぷりのせていただきます!写真は肝も一緒にはさんでみたバージョンですが、肝は別に食べた方がいいと思いました。

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口に含むと一瞬泥臭さが広がりますが、噛むとうまみたっぷりのあぶらが一気にあふれ出て口の中に広がります。限界まで短く厚くふくらんだ身は、うまみが凝縮されてふわふわです。一方で、炭火でこんがり焼き上がった皮がパリパリとした食感と、身とはまた違ったうまみを添えてくれて、そこをわさびがピリッとひきしめてくれて、うまい!

これはシアワセ!

そして鮎までありました!

天然鮎独特の匂いをかがせてくれるというので鼻を近づけてみると、なるほどすいかの匂いがします。冷凍鮎を解凍したものですが、生臭さはまったく無かったです。

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こちらは串をうって、天日塩で塩焼きに。

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こんなに立派な鮎は、四万十川でもなかなかお目にかかれません。

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私は普段ははらわたは食べないのですが、この鮎ははらわたまできれいに食べてしまいました。上品な味を天日塩がひきたてておいしかったです。

さらにさらに、四万十川名物の手長エビをむき身にして、これまた塩炒めで食べちゃいました!

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手長エビはその名の通り手の長い川エビで、ふつうはそのまま唐揚げにして食べます。その見た目も含めての名物なので、観光客向けにはこれがベストな料理法だとされています。でも、今回は地元民でひたすらうまさを追い求める会なので、こんな贅沢な食べ方をしてしまうわけです。

まるで貝を食べているような、小さな身にうまみがぎっしりとつまった味わいで、これまた絶品でした。

いやはや、ビバ!お友達!

こちらが誠意を尽くして、気があって、仲良くなればここまでもてなしてくれるというこのスタイルこそが、農村の人間関係のあり方なのです。

農作業や宴会をしながら、色々なことを教えてもらうことが出来ました。非常に参考になることだらけでした。たくさんのヒントがもらえました。本当に行って良かったです。

「また来ます!」と固い握手をして帰ってきたのでした。最高のタイミングで最高の友達にめぐりあえました。これは本当に心強いです。

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