「家」について改めて考えてみた その4
「"家"について改めて考えてみた その1」からのシリーズです。
●家に求める条件はたった10年でがらりと変わる
築22年となった4階建て鉄筋コンクリート造りの私の実家には、60代に突入して仕事を卒業した両親と、90を過ぎてなお元気な祖父の年寄り3人が住んでいます。
最近両親が頭を悩ませているのがエレベーターが無いことです。祖父も90にもなると人工透析などで病院通いの頻度が高くなります。祖父の部屋は4階にあるのですが、足腰が異様に丈夫だった祖父も、その階段の上り下りがさすがに辛くなってきたらしいのです。
ビルに後付でエレベーターを設置しようと見積もりを出してもらったりもしたらしいのですが、ほとんど建て替えるのと変わらない額になってしまったので断念したそうです。そもそも、せっかくエレベーターを付けたところで、90過ぎた祖父があと何年生きているのかという問題もあります。
また、私たち3人兄弟を育て上げることを目前の課題として建てられた我が家は、年寄り3人が住むには明らかに広過ぎます。私が使っていた部屋は、10年以上前から時が止まったままになっています。
考えてみると、私たち兄弟はみんな18の年にはさっさと実家を出たので、15年も経たないうちに建設当初の目的を果たし終えてしまったのです。
マイホーム購入の動機が子ども部屋を確保するためだという話がありましたが、その子ども部屋が本当に必要な期間なんて、せいぜい10年なのです。
大は小を兼ねるという言葉がありますが、住宅には必ずしも当てはまりません。もちろんお手伝いさんでも雇えるのなら話は別ですが、掃除の行き届かないデッドスペースだらけの家は、どうにもこうにも陰気なだけです。
そのたった10年に特化した条件においてベストな(つもりの)設計と場所と環境の家を購入することが、その後の人生まで考えたときにどうなのかということを、もっと本気で考える必要があると思うのです。
「農村の"家"が成立していたワケは三世代家族と家業としての農業」に続きます。
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コメント
これは、金融業者としても
大きな問題。
確かに、色々調べた結果、金繰りを考えた場合
借入を考え、家を購入するより、
確実に賃貸のほうが、有利なんです。
実際の話。
だから、家は購入しない方針です。
投稿: はなまる | 2009年6月 3日 (水) 06時06分
>>はなまる
何だかんだでお金の計算は苦手なので、
はなまるが太鼓判を押してくれて安心しました。
お互い転勤族という問題も大きいしね。
他にも色々と考えるところもあって、
早く文章にまとめたいところなんだけど、
やたらと忙しいのでもうちょっとお待ちを。
投稿: アキバ | 2009年6月 4日 (木) 23時19分