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2009年5月25日 (月)

西土佐で四万十川の天然うなぎを食べてきた

我々の道しるべとなる次の価値観のヒントは農村の中にあるのではないかというのが、最近の私にとってのホットな考え方です。面倒くさいからと私たちは農村のしがらみを捨ててきましたが、ちょいとばかし捨てすぎたのではないかという感じです。でも、捨ててきたものがたしかに面倒くさかったことは間違いないわけで、そのあたりのうまい落としどころがないものかと考えているのです。

だったら農村に行ってみようということで、週末に高知県西部四万十市の西土佐に行ってきました。愛媛県との県境、四国山地の稜線がすぐ近くに見えます。空が近いです。

つい最近、この棚田の持ち主と意気投合して、遊びに来るように誘われていたのです。まさに渡りに舟!

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そうしたら、ちょうど四万十川でとれた天然うなぎが手にはいるというではありませんか!とりあえずは、その天然うなぎを見せてもらいに市場へ。

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以前にも書きましたが、高知県に住んでいても、四万十産の天然うなぎが手に入ることなんてめったにありません。

過去記事「四万十うなぎはクソまずい」

高知に住んで5年目、仕事だけではなく色々なボランティア活動などで自分なりに高知に尽くし続けてきて、やっとたどりついた人脈、そしてうなぎです。

昼間は田んぼのお手伝いで、田んぼの畦とりなどをやらせてもらいました。

そして、いよいよ夜の宴会の時間です!

まずはうなぎの肝の塩炒め!うなぎの肝といえば肝吸いですが、贅沢なことに100匹分近くストックしてあったうなぎの肝を贅沢に炒めて天日塩だけで味付けしていただきます!

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これがふわっふわ!やわらかいのなんの!うまみがギュッとつまっていて、おいしい!これをまともにお金出して買おうとしたらいくらになるのか気が遠くなります…。ビバ!お友達!

そしていよいようなぎを炭火で焼きます!天然うなぎの大きな特徴は、焼くとぐんぐん縮んでしまうことだそうです。

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あっという間にこんなに縮んでしまいました。

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長さが縮んだ分だどこにいくかというと、厚さにいくのです。

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どんどん短く、厚くなっていきます。お店などで串を打つのは、この縮みを防止する意味合いもあるようです。たしかに、あんまり縮んでしまうと見栄えのボリューム感が無くなってしまいます。でも、今夜はひたすらおいしさを追究するので串なんていりません。

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表面にぷつぷつと脂がういてきます。

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こまめに裏返して、脂が落ちてしまうのを防いで、うまみを身に閉じこめてしまいます!

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焼きたてを、切り口を潰してしまわないように出刃包丁で一気に叩き切って、白焼きでわさびをたっぷりのせていただきます!写真は肝も一緒にはさんでみたバージョンですが、肝は別に食べた方がいいと思いました。

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口に含むと一瞬泥臭さが広がりますが、噛むとうまみたっぷりのあぶらが一気にあふれ出て口の中に広がります。限界まで短く厚くふくらんだ身は、うまみが凝縮されてふわふわです。一方で、炭火でこんがり焼き上がった皮がパリパリとした食感と、身とはまた違ったうまみを添えてくれて、そこをわさびがピリッとひきしめてくれて、うまい!

これはシアワセ!

そして鮎までありました!

天然鮎独特の匂いをかがせてくれるというので鼻を近づけてみると、なるほどすいかの匂いがします。冷凍鮎を解凍したものですが、生臭さはまったく無かったです。

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こちらは串をうって、天日塩で塩焼きに。

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こんなに立派な鮎は、四万十川でもなかなかお目にかかれません。

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私は普段ははらわたは食べないのですが、この鮎ははらわたまできれいに食べてしまいました。上品な味を天日塩がひきたてておいしかったです。

さらにさらに、四万十川名物の手長エビをむき身にして、これまた塩炒めで食べちゃいました!

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手長エビはその名の通り手の長い川エビで、ふつうはそのまま唐揚げにして食べます。その見た目も含めての名物なので、観光客向けにはこれがベストな料理法だとされています。でも、今回は地元民でひたすらうまさを追い求める会なので、こんな贅沢な食べ方をしてしまうわけです。

まるで貝を食べているような、小さな身にうまみがぎっしりとつまった味わいで、これまた絶品でした。

いやはや、ビバ!お友達!

こちらが誠意を尽くして、気があって、仲良くなればここまでもてなしてくれるというこのスタイルこそが、農村の人間関係のあり方なのです。

農作業や宴会をしながら、色々なことを教えてもらうことが出来ました。非常に参考になることだらけでした。たくさんのヒントがもらえました。本当に行って良かったです。

「また来ます!」と固い握手をして帰ってきたのでした。最高のタイミングで最高の友達にめぐりあえました。これは本当に心強いです。

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